【AWS Lightsail】Ubuntu初期設定(初回アップデート~日本語化、Swap領域の設定まで)【20.04】
備忘録として、AWS LightsailのUbuntu20.04の初期設定を書いてみます。
他のクラウドでも応用できますが、ファイアーウォール(ufw)の設定は省略しているのでご注意ください
初回SSH接続したらやること
セキュリティを考慮し、全てのパッケージをアップデートします
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
日本語化
以下のコマンドから日本語パッケージをダウンロードします。
sudo apt install -y language-pack-ja manpages-ja manpages-ja-dev
日本語設定と日本時間設定
初期設定だとUTCのため以下コマンドを入力します。
sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
SWAP領域の作成(オプション)
Lightsailは自動でSWAP領域が作成されない仕様なので必要に応じて作成します。作成することで物理メモリを超過してもアプリを起動することができます。(もちろんレスポンスは下がります。)
512MBインスタンスでLAMP環境を構築する場合はほぼ必須です。
以下コマンドでは64MB×32回分=2GB分の領域を作成します。
#### swapファイル作成(2GB)
sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=64M count=32
#### 権限変更
sudo chmod 600 /swapfile
#### swap領域として作成する
sudo mkswap /swapfile
#### swap領域をマウント
sudo swapon /swapfile
SWAP領域を自動でマウントする
このままでは起動するたびに毎度マウントしなくてはいけないのでfstabに記入しておきます。
#### fstab編集(テキストエディタ:nanoが起動します)
sudo nano /etc/fstab
fstabの最下行に以下を記入して保存します。(入力後Ctrl+Xを押すと保存するか確認されるのでYで保存できます)
/swapfile swap swap defaults 0 0
SWAP領域がマウントできているか確認する
以下コマンドで確認できます。再起動後も正常にマウントできているか確認してください。
free -m
Tips:
正しくマウントできている場合はSwap:のtotalに表示されます。
ubuntu@ip-172-xx-xx-xxx:~$ free -m
total used free shared buff/cache available
Mem: 475 279 72 2 123 170
Swap: 2047 802 1245
上記の場合では2047MBがSWAP領域として利用しています。
再起動
設定完了したので再起動します。
sudo reboot
次回はセキュリティ設定(SSHのポート変更、fail2ban)を紹介します。次回更新までお楽しみに。ではでは~
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